CPAP疲労回復療法

CPAP疲労回復療法

慢性疲労の原因はいびき!?

いびきを抑え睡眠効率をアップさせる疲労回復CPAPとは?

いびきは、肺へ空気を送り込む気道が狭まることによって生じます。つまり、風船を細い曲がったストローで膨らませているようなもの。これは、かなりの重労働です。睡眠時間中、いびきをずっと繰り返していたら、睡眠で疲労回復どころかむしろ疲労困憊に陥るのも当然です。
そもそも呼吸は、横隔膜を下げて胸腔を陰圧にすることで肺に外界の空気を吸い込む動作と逆に肺から空気を自然に送り出す動作で構成されています。
皆さまも子供の頃に顔を紅潮させながら風船を膨らませた思い出があると思いますが、風船を膨らませるのと同様に、いびきのない健康な方でも横隔膜を下げて肺に空気を送り込むのも実はかなりの運動負荷なのです。人はそれを休みなく24時間死ぬまで繰り返しています。2時間自転車を一生懸命に漕いでもせいぜい200カロリー程度なのに、なにひとつ運動しなくても毎日生きているだけで約2000カロリーのエネルギーを必要とするのも呼吸にかなりのエネルギーを要しているからといわれています。
呼吸は、通常でもかなりの運動負荷になっているわけですが、いびきをかいている状態では気道が狭小化しており、肺に空気を入れるのはさらにエネルギー負荷がかかります。海外の報告では、いびきがひどい場合、通常の10倍の労力を要することもあると報告されています。この状態が一晩中続くと、疲労が回復するどころかむしろ更に蓄積してしまうこともあるのです。

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新開発「疲労回復CPAP」で呼吸負荷を軽減し疲労回復

CPAP(シーパップ)とは、Continuous Positive Airway Pressureの略。日本語では「経鼻的持続陽圧呼吸療法」と言います。エアチューブと鼻マスクを介して適当な圧を加えた空気を鼻から気道へ送り込み、気道を押し広げて気道の通りを良くするものです。また、空気を押し込むことで空気を吸う動作を楽にしてくれます。睡眠時無呼吸症候群では100%の有効率を特長とし、睡眠効率を上げることで慢性疲労を劇的に改善することが知られています。
ただ、従来のCPAPは、重度(AHIが20以上)の睡眠時無呼吸症候群の患者を対象としたプログラムになっており、いびきをかきやすいながらも無呼吸ではない慢性疲労の方には別の制御が必要でした。そこで、大阪市立大学医学部疲労医学教室は、(株)インフォメディックスの協力により、いびきをかきやすい健常者を対象とした「疲労回復CPAP」の開発を行ってきました。疲労回復CPAPは、睡眠時の呼吸負荷を軽減し睡眠時の疲労回復を促すよう、空気圧の変動をあなたの呼吸状態に応じてプログラミングすることで、呼吸数や呼気と吸気のタイミングを自動調整するようアルゴリズムが制御されています。

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いびきのある慢性疲労自覚者を対象としたCPAP試用調査結果

疲労回復CPAP療法においては、大阪市立大学医学部疲労医学教室で開発に着手して以来、睡眠時無呼吸患者用CPAP療法のプログラムを基に、いびきのある方向けに様々な設定アルゴリズムの改良を行っています。
いびきをかきやすく慢性的に疲労を自覚する男性41名に実施した疲労回復CPAP療法のパイロットスタディでは、41名中6名がマスクの違和感で脱落したものの3日間継続使用した35名においては、51%の被験者が「かなり回復した」と回答し、「疲労回復がいつもより良い」と回答した34%の被験者を合わせると、85%の被験者で疲労回復効果が認められました。

いびきのある慢性疲労自覚者を対象としたCPAP試用調査結果

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疲労回復CPAPを一週間、まずは試してみませんか?

当クリニックでは、ご自身に適した設定を行ったCPAP装置を、1週間、ご試用頂けます。
当クリニックで簡単な検査を行ったあと、ご自宅で1週間、睡眠時にご試用いただき、その結果、医師により熟睡効果があり疲労回復効果が認められ、継続利用が適していると判断された方において継続利用をご希望の方に対しては、CPAP装置を有償でレンタルあるいは販売いたします。尚、CPAP装置は医師の管理下でのみ利用可能なため、原則3ヶ月に一度、当クリニック受診をお願いしています。

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疲労回復CPAPの利用法

ご来院時に、CPAPをあなたの呼吸状態に合わせた設定を行うため、簡単な検査とマスクの装着指導を行います(15~30分間)。その後、専門技術者よりCPAPの利用法について説明したうえで、ご自宅に試用CPAPをお持ち帰りいただき、下記の要領で1週間、睡眠時にご試用いただきます。
ご自宅でのご利用方法は、下記の動画にてもご覧頂けます。

疲労回復CPAP(東京疲労睡眠クリニック)使用方法

マスク装着

マスク装着し口を閉じて、スイッチON!
コツは、普通に息を吐き出すよう呼吸することです

【ご準備】
  1. マスクのバンドの長さを調整してください。装着時、空気が漏れない程度であれば強くする必要はありません。マスクの肌接触部位は柔らかい樹脂になっていますので、朝に装着跡が顔に残ることはありません。
  2. マスクがフィットするようにマスクの角度調整を調節してください。
  3. マスクをチューブにつなぎ、チューブをCPAP本体に繋いでください。
  4. CPAP本体に電源ケーブルを接続してください。
これで準備完了です。

【ご試用】

  1. 就寝時、準備が完了したCPAPを枕元に設置してください。
  2. 消灯後すべての就寝準備が完了したら、マスクを装着し、そのあとCPAP本体の電源ボタンを押してください。(他のボタンを押す必要はありません)
    • ※必ず、マスクを装着してから電源をONにしてください。(電源をONにしてからマスクを装着すると装置が空気漏れと判断してしまいます)
    • ※必ず、口を閉じて鼻呼吸してください。口を開けると空気が鼻から口に抜けてしまします。
      • アレルギー性鼻炎や鼻詰まりなど鼻呼吸が出来ない方は、予め、鼻炎スプレー等で鼻を通しておいてください。アレルギー性鼻炎の方においては、CPAP内蔵フィルターでアレルゲンが除去された綺麗な空気を排出しますので、鼻炎症状は軽快することが期待でき、スプレー効果も朝まで持続します。
  3. ゆっくりと圧縮空気が流れ込みます。
    • 最初の5分間は圧迫感があります。
    • ゆっくりと通常の呼吸ペースを維持して呼吸してください。
    • ※このCPAPは、息を吸う時は圧を強く、吐く時は圧を自動的に落とすことで呼吸をスムーズにする機能が搭載されています。また、5分間の呼吸状態を判断し、その方の気道の細さ(気道抵抗)や呼吸リズムを自動計算し、常に最適な圧に調整するオートアジャスト機能が搭載されています。最初は圧迫感があっても5分後には空気圧がご自身の呼吸に合わせて自動調整され圧迫感や違和感がなくなります。
    • ※圧縮空気を送り出す音がご自身には大きく感じますが、マスクを正しく装着すると、この圧縮空気音はご自身以外にはほとんど気にならない程度ですのでご安心ください。
    • ※万一、中途覚醒時にCPAPが外れてしまった場合、そのままマスクを装着すると、高い圧の空気に圧迫感を感じてしまう場合があります。その場合は、一度、電源をOFFにして、再度、電源をONにしてください。この再スタート操作により、再び低い圧から空気を送り出すため空気の強い圧迫感を抑えることができます。

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クリニック概要

医院名 東京疲労・睡眠クリニック
住所 東京都港区新橋1-15-7 新橋NFビル3F
最寄駅 「新橋」駅各線最寄り出口より徒歩1分
JR山手線・京浜東北線・
東京メトロ銀座線・都営浅草線
TEL 03-3504-0555(完全予約制)
診療時間  
  日・祝
10:45~13:45
17:00~19:45
△…土曜日 10:45~15:45
※最終受付時間は診療時間30分前になります。
※CPAP(30分)を希望される方は18:30、CPAP(60分)を希望される方は18:00までにご予約くださいますよう、お願いいたします。 終了時間が診察時間を超える場合は、ご希望に添えないことがございますので、あらかじめご了承ください。
[休診日] 水曜日、木曜日午後、日曜、祝日